春香Pの雑記

アイマスのこと、書評、日記など。

ヨーロッパ旅行記1(トルコ、1/27)【ガラタ塔、トプカプ宮殿、ブルーモスク、地下宮殿】

先月1月27日から2週間くらい、卒業旅行に行ってきた。

1人でヨーロッパを巡る旅で、色々な史跡などを見てきた。写真もたくさん撮ってきたので、ここで振り返っていきたい。

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1/26、成田空港をトルコのイスタンブール空港に向けて出発。

航空会社はターキッシュエアラインズ。機内食がとても旨いしサービスが良い。

ヨーロッパ旅行のトランジットにはオススメできる。

 

機内では、『コンスタンティノープルの陥落』という小説を読む。

1453年、新興の強大国でイスラム教国のオスマン帝国が、ローマ帝国の生き残りであるビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルを攻めた際の物語だ。

コンスタンティノープルは、金角湾という湾と巨大な城壁に守られた難攻不落の要塞都市であったが、オスマン帝国の皇帝メフメト2世は、柔軟で新しい発想を用いてこれを落とそうとする…

このコンスタンティノープルこそ、現在のイスタンブールであり、折角なのでその歴史を学んでから旅に向かおうと考えたのだった。

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

  • 作者:塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1991/04/29
  • メディア: 文庫
 

 

1/27早朝、イスタンブール空港に着く。

バス乗り場からバスに乗って1時間ほどすると、アヤソフィアとブルーモスクのあたりで降車できた。

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↑ブルーモスク
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アヤソフィア

とんでもなく大きい。

高くそびえる尖塔(ミナレットという)に、大規模で幾重に重なったドーム。

オスマン帝国が誇った権勢の大きさを垣間見た気がする。

 

この2つのモスクはイスタンブール観光のメインだから、後に回そう。まずはホテルにスーツケースを預け、町中が見渡せるというガラタ塔を訪れることにする。

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これがガラタ塔。

ここからは、金角湾や名だたるモスクなどイスタンブールの町中が見渡せるという。

余談だが、歴史的には、現在のイタリアにあるジェノヴァという港湾都市国家がここをコンスタンティノープルにおける拠点にし、海上貿易を行っていた。

先述の『コンスタンティノープルの陥落』で、オスマン帝国ビザンツ帝国の戦争の際、ジェノヴァはこの塔から傍観を決め込む。オスマン帝国との関係性の悪化を恐れたからだ。結局、オスマン帝国コンスタンティノープルを落としたのち、ジェノヴァのこの拠点も同じ運命を辿ることになるのだが。

登る。

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なるほど、美しい。

1枚目、画面左奥にうっすら見える陸地がアジアで、画面手前と橋を渡った陸地がヨーロッパだ。

アジアとヨーロッパの結節点であるイスタンブールという都市の雨白さを感じることができるスポットだろう。

再び余談だが、コンスタンティノープルは写真手前に見える金角湾がいわば天然の堀となり、ビザンツ帝国はここを封鎖することで永らくオスマン帝国の侵略を退けてきた。

メフメト2世はこの金角湾に対し、奇策でもってこれに侵入、攻略しようと試みる。

有名な「オスマン艦隊の山越え」である。

この描写は『コンスタンティノープルの陥落』に詳しいので、是非読んでみて欲しい。

さて、写真2枚目には、アヤソフィア、ブルーモスクが映り込んでいる。

ガラタ塔からはかなり離れているものの、やはりかなりの大きさに見える。

その他にもいくつものモスクが視界に入ってくるあたり、日本と比べて異世界であることを確実に感じられるだろう。

ガラタ塔の頂上にはカフェとレストランがあり、眺めを楽しみながら食事を取ることができる。そこでトルココーヒーというものを頼んでみた。粉が沈殿している濃いコーヒーが出てくる。美味だが、量が少なく喉の渇きを癒すには足りなかった。

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風景を楽しんだ後、スレイマンマスクに向かう。

タクシーを捕まえて、いくらか聞くと、フィフティーンリラ(1リラ20円だとして、300円くらい)だと言う。「安い」と思い、乗ってみる。そんなに距離もないが、狭く登りの険しい道をゆき、程なく到着する。

すると、運転手はフィフティーリラだと言い始める。しょうがないので、50リラ支払う。最初から聴き間違えたのかどうか、真相は闇の中である。

さて、スレイマンマスクへ。

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紛れもなく、イスラム建築の代表格であろう。アーチ、尖塔、ステンドグラス。いずれも堂々として、威厳を感じさせる。この規模のイスラム建築は他国に類を見ないであろう。また、無料で入ることができるのも「これはモスクであり、あくまで礼拝する場なのだ」ということを感じさせるようである。

モスクの外には、墓地がある。

印象的だったのは、ねこである。

モスクの外には、多くのねこがいた。ねこ同士で追いかけっこをしたりして、墓地には非常に平和な時間が流れていた。

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人懐っこく、膝の上に乗ってきた。

谷中霊園もそうだが、墓地でねこがのびのび暮らすというのは万国共通のようにすら思われてくる。

 

レイマンモスクを堪能したので、次はいよいよアヤソフィアとブルーモスクだということになる。

先ほどタクシーで意思疎通に失敗したから、次は歩いて向かう。

30分ほど歩いて、目的地に着くと、どうやらアヤソフィアは休みらしい。月曜日は休館日ということであった。

しょうがないので、代わりにトプカプ宮殿を見て、その後ブルーモスクを見ることにする。

この間、日本語を話すトルコ人商人がしつこい。1人で旅行する日本人観光客がいると見て、知っている日本語で声をかけてくる。自分の店でトルコ絨毯を買ってもらおうと必死である。案内してくれると言うのでトプカプ宮殿まで案内してもらったが、買う気がないのであればしっかりNoを突きつけるのがより賢明であったろう。

さて、トプカプ宮殿

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皇帝の王宮だったトプカプ宮殿は、敷地が広くどこを見ていいか迷ったというのが正直な感想だ。しかし、庭園は立派だし、一つ一つの建物に凝らされた意匠はやはり見事である。ドームの天井に凝らされた赤青の細密画は、お気に入りの一枚である。

 

ブルーモスク。

このモスクは「最も美しいモスク」の名を取るが、これはあながち間違いではないだろう。f:id:hi-ho-p:20200215005651j:image
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改修中でこそあったものの、見るものの目を奪う美がそこにはある。

とくに、青い光で照らされたステンドグラスはここでしか見ることのできない絶妙の色合いを放っている。

厳かな雰囲気のもと、ムスリム達はここでアッラーに近づく思いがするのかもしれない。

 

その後、地下宮殿なるものがあるというので、そこに向かう。スレイマンモスクから徒歩10分弱。

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どうやら地下に設置された貯水池らしい。

調べてみると非常に古い遺構で、ビザンツ皇帝ユスティニアヌス(在位527〜565年)の頃のものらしい。

地下の薄暗い雰囲気と、1500年弱の歴史がロマンを感じさせる。

余談。この地下宮殿を見ている間、高校生だと言うトルコ人が親しげに日本語で話しかけてきた。日本に留学していて、筑波のあたりに住んでいると言う。学生証も見せてくれたので、心を許し、地下宮殿を案内してもらった。

ここまではありがたかったが、やはり親切心だけではなかったのだろう。彼の親族がやっているという土産物屋に連れて行かれ、何か買う羽目になった。トルコ石など高級品を勧めてきたが、結局1つ150円くらいの小さな小物入れを2つ買って、店を出る。

商魂たくましいと褒めるべきか、否か。

ともあれ、今後の旅中、「安易に親切心に乗るべきでないな」という学びにはなった。

 

その後は街を散策し、ホテルに一度戻り、夕食にいい時間になったので、夕食を探す。

ホテルの近くに、賑わっているお店があったので、そこでトルコ料理を食べる。

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ANTAKYA Restaurantというお店で、ケバブの盛り合わせを頼む。

柔らかくクセがなくて食べやすいラム肉と、付け合わせで出てくるパンが美味しかったのが特に印象的。

 

旅行の初日はこんな感じ。

2日目に続きます。

 

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