春香Pの雑記

アイマスのこと、書評、日記など。

765プロのソフトパワーに見る新作スターリットシーズンの可能性と、そこに期待すること

新作ゲーム、スターリットシーズンが発表された。

 

詳しいことはまだ分からないが、765プロのアイドルだけでなく、他事務所のアイドルが出るという。

個人的な心情としては、765プロの13人をメインにして新作を作ってもらいたいという気持ちもある。しかし、現実的には(プラチナスターズ・ステラステージの売り上げを見ても分かる通り)765単独でのゲームは多くの人にプレイされることなく終わってしまうだろう。

その点を勘案すると、他事務所のアイドルを登場させ、そのアイドルを担当するP達に、765プロのアイドルに接してもらうという戦略は有効だろう。より多くの人に765プロのアイドル達の魅力を感じてもらうことができる。

また、こうした「他事務所のアイドルの登場」は、765プロが積み上げてきた歴史、765プロの持つソフトパワー国際政治学の概念。興味ある人は調べてみてください)によってこそ可能になる。「THE IDOLM@STER」というブランド、アイマスに底通する価値観や世界観は、765プロが歴史を積み上げていく中で生まれてきた。後発で生まれてきた他の事務所の展開は、少なからずそうした「アイマス」の価値観を共有し、765プロと接点を持つ中で生まれてきたのだ。765プロはその意味で、他事務所との紐帯を持っていると言える。こうした歴史性、「THE IDOLM@STER」ブランドの旗手としての正統性を持つ765プロだからこそ、他の事務所のアイドルをゲーム中で違和感なく、単なるコラボ以上のものとして登場させることができるのである。

こうしたソフトパワーは、今の765プロにとって素晴らしい資産というべきだろう。展開に閉塞感がある中で、それを打破する一手としてこの資産を使うことはとても良い戦略に思われる。

 

ただし、結局重要なのはアイドルを丁寧に描く姿勢とゲームとしての質の2点だ。

いくら多くの人に765プロのアイドルに接してもらえたとしても、彼女たちの持つ魅力の伝わらないような描き方をしてしまえば全く意味がない。また、プラチナスターズのような単なる音ゲーでは、作業と化し、プレイヤーは楽しむことができないだろう。以下にあげるようなことが求められるのではないか。

・アイドル個人を個人としてしっかりと描くこと

・その上で他のアイドルとの触れ合いの中で見える新たな魅力や成長を描くこと

・ゲームとしては、(アケマスのように)緊張感あるプロデュースができること

 

このようなことが満たされたゲームであれば、765プロはまた、新たなステップを踏むことができるだろう。

楽しみに待ちたいと思う。